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発達特性に寄り添った「生きやすくなる」ための学習

3. コラム

様々な特性をもった子どもたちを
受け容れる学習教室『とまり木』

この学習塾で先生が子どもたちと一緒に
勉強するものは、英語や学校のニガテ

どうしてなの?本当にできるの?

そんなお悩みにお答えできればと思います☺

勉強の本質は「生きる」こと

通常の学習塾と言えば「受験」「テストの点数を○点上げます!」という決まり文句を想像しますよね。将来の進路に影響するから、そのために勉強を教える。それも学習塾のひとつの大きな役割だと思います。でも『とまり木』の考え方はちょっと違います。。。

勉強の本質は「生きる」こと。『とまり木』では勉強を、子どもたちが将来困らないようになるためのものだと考えています。だからこそ「進路のため」に限らない学習をさせてあげたいと日々思っております。具体的にいえば、算数のテストのための勉強は点数を取れればそれで終わりだけど、足し算や掛け算を自力で考えて解くという基礎力を意識して身につけることは、買い物やビジネスなど将来の生活全体で使えるようになりますよね。そういう基礎的なことを確実にできるようになって、さらには勉強が楽しいという気持ちをもつようになったら、受験にだって向き合う力にもなっていくと思うんです。そう、まず大事なのは、そういった「生きる」ための基礎力なのではないでしょうか。

学習塾が様々な発達特性の子どもを受け容れること

そうなると… そんな「生きる」ための勉強を必要としている子どもというのは、通常の学習塾に行っているような、受験の世界を生きている子どもたちだけじゃないですよね。むしろ、そこからこぼれ落ちてしまっている子どもたちにこそ、「生きる」ための勉強を必要としている子が多くいるのではないかと思われるのです。

それぞれに理由があって不登校になっている子どもたち。それぞれの発達特性があるいわゆる発達障害や学習障害をもっている子どもたち。特にその後の成長に大きく影響を与える年代の小学生、中学生の子どもたち。そんな子どもたちを受け容れて、居場所にもなって、「生きる」ための勉強をして、一緒に成長していくための場所。それがうちの学習教室です。

『とまり木』|学校のニガテや宿題

「生きやすくなる」ための勉強となると… まず大事になることは、ニガテをニガテのままにしないこと。

確かに学校教育、特に義務教育の期間には人生に必要な基礎的な知識を教えてくれます。しかし、注意しなければならないのは、カリキュラムも決まっているなかで、一斉授業で進んでいくということ。その中には取り残されていく子どももいるということ。中には先生たちが忙しいがあまりに、宿題(問題を解かせること)に注力し過ぎて、一番大事な考え方を十分に教えてくれていない場合さえあるかもしれません。

そうなると… 割を食うのは子どもたち。子どもたちは一生ニガテがニガテなまま生きていくしかないですよね。教育のシステムのせいで身につけられなかったのに、「自己責任」であると言い捨てられ、生活のなかで不自由を感じていくことになります。そうなってほしくない。そうならないために、大人の私たちができることがあると思うのです。

だからこそです。だからこそ、『とまり木』では、教えることの軸に「学校のニガテや宿題」を置いているのです。子どもたちのニガテを早めに解消してあげるため。そして、ただ問題を解かせるだけではなくて、「どうして」「どうやって」問題を解くのか、その根拠を深く理解してもらって、将来の糧にしてもらうため。大人である先生たちが、子どもたちの「わからない」に寄り添ってあげて「わかる」に変えてあげることが、「生きやすさ」に直結していくのではないでしょうか。

『とまり木』|英会話

そしてもう一つ、『とまり木』での学習の軸になっているのが英会話。もちろん、最初から英語でペラペラ会話するような授業ではありません。『とまり木』では、どちらかというと初歩の初歩を教えるつもりでいます。目的は、英語というものを楽しいと思ってもらうこと、楽しいと思って自分たちから英語の世界へ乗り出していってもらえることです。

今の時代、どこもかしこも英語であふれている世の中。海外とつながっていることで、様々な場面で英語を見ることが増えてきましたよね。英語力もいわば「生きやすくなる」ための鍵なのです。ただ学校教育を受動的に受けているだけでは、他の科目と同様に「つまらない」ものだと捉えてしまう子が多いかもしれない。でも英語って、生活のいろんな事柄に関係しているし、なんなら将来の仕事そのものにつながっていることだってありますよね。そのためには人生の早い段階で、子どもたちの英語に対する心の壁を取っ払ってあげることが大事になってくるのではないかと考えられます。

でも… ただそれだけではないのです。学習教室『とまり木』の代表であるもとき先生自身、フランスからの帰国子女だったということにも関係するのですが… 『とまり木』では、英語を含め新しい言語を学ぶことが、子どもたちの人生を広げることだと信じています。言語を2つ使用できるということは、まるで人生を2つ歩めるのと同義なのです。言語を学ぶことで、認識できる世界が増える。考えが豊かになる。様々な視点からものごとを見ることができるようになるのです。それって… 子どもたちの将来の可能性を広げてあげることにつながっていきますよね。今の時代だからこそ、英語力はすごくすごく重要なチカラだと思います。

「生きやすくなる」ためだけではない、そもそも将来の可能性を広げていくためにこそ、英語の世界の第一のハードルを一緒に跳びこえるような場所になってあげる。それが、『とまり木』で英会話を大きく取り上げている理由なのです。

その子に合わせた教え方だから安心

「生きやすくなる」ためのニガテの勉強や英会話。これって発達の度合いに関係なく、その子その子に合わせて伝えてあげられるもののはず。というよりも、生きるためにこそ、私たち大人が伝えていってあげなければならないことですよね。でも、学力至上主義、受験社会になっている現代の日本では、そこにじっくり時間と場所をかけてあげられているようなところはなかなか見つからないのも事実です。でもだからこそ、『とまり木』が、手の届く範囲の子どもたちに対しては、そういった形の教育をおこなっていければと考えているのです。

「自分の子どもの発達特性だと… 置いて行かれるのではないか」「みんなの邪魔になるのではないか…」「つらい思いをさせてしまうのではないか…」

より大きな「生きづらさ」を抱えている子どもの親であるほど、そういった心配で頭が一杯になると思います。そういった心配もものすごく理解できます。『とまり木』の環境であれば、その心配に精一杯寄り添って、安心してもらえる工夫ができるとも思っています。ぜひぜひ安心して来てみてください。個人でやっている塾で、少人数制で、ただの「お勉強」にこだわらない学習教室だからこそ、その子その子に合わせた休憩の取り方や、説明の仕方、進み方、色んな可能性が考えられます。もちろん、一種の挑戦ではありますよね。「生きづらさ」を抱えた子どもたちと、その親と、そして「生きづらさ」を和らげてあげたい『とまり木』の協同の挑戦。

ぜひぜひ、一緒にお子さんの「生きやすくなる」ための時間を作ってあげたい方は、この「ふつう」ではない学習塾、いや、学習教室『とまり木』の扉をたたきに来てくださいね。温かいお飲み物でも用意しながら、お待ちしております。子どもたちの安心して成長できる居場所を共につくっていきましょうね。


学習教室『とまり木』 代表・講師
もとき(大滝 幹生)

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